施工前の課題
既存の防水層はウレタン材を下地へ直接塗る工法で施工されていました。この仕様では下地に含まれる湿気の逃げ道が限られるため、改修後の防水層に膨れが生じるリスクを抑えることが課題でした。
診断内容
既存防水層の仕様と屋上の状態を確認し、下地に残る水分や湿気を外部へ逃がせる通気層を設けることが適していると判断しました。
採用工法
プライマー塗布後に通気シートを敷設し、シート下の湿気を脱気筒から排出できる通気緩衝工法を採用しました。ウレタン中塗り材は2回塗布し、最後に保護用トップコートで仕上げました。
施工内容
既存防水層を確認して下地を整え、プライマーを塗布した後に通気シートを敷設しました。その上へウレタン中塗り材を2回に分けて塗布し、2層の防水層を形成。最後にトップコートを塗布してウレタン防水層を保護しました。
施工のポイント
- 通気シートで下地との間に通気層を設け、湿気の逃げ道を確保
- 脱気筒から水蒸気を外部へ排出し、防水層の膨れを予防
- ウレタン中塗り材を2回塗布する2層仕様で防水層を形成
- トップコートでウレタン防水層を保護し、均一な外観に仕上げ
担当者コメント
既存の防水仕様を踏まえ、下地に残る湿気を外部へ逃がせる通気緩衝工法を採用しました。脱気筒と通気シートを組み合わせることで膨れを予防しながら、屋上全体の美観にも配慮して仕上げています。





