
学校・福祉施設は、単に屋上やベランダを防水するだけでは不十分です。子ども, 高齢者, 障がいのある利用者など、リスク感度の高い人が日常的に出入りします。特に福祉施設では、避難経路、送迎動線、職員動線、居室・浴室・厨房まわりの使用継続が問題になります。
学校・保育施設・介護施設・福祉施設の防水工事では、施工品質だけでなく、利用者の安全確保、臭気・騒音への配慮、送迎・授業・介護業務を妨げない工程管理が重要です。当社では、着工前の動線確認から工事中の安全区画、日々の報告まで、施設運営に支障を出さない防水改修を行います。
学校・福祉施設の防水工事でよくある課題
- 利用者の安全性確保:不意の立入や段差による転倒リスク、工具・資材の置き忘れ対策
- 臭気や騒音による体調不良:ウレタン溶剤の匂いやドリル音に対する配慮不足
- 施設運営の制限:送迎車と工事車両の輻輳(ふくそう)、入浴・給食時間とのバッティング
着工前に確認すべきポイント
着工前に施設責任者様と綿密な調整を行い、以下の確認および事前対策を徹底します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用スケジュール確認 | 授業、登下校、給食、送迎、入浴、面会、イベント、避難訓練などを確認 |
| 工事可能時間の設定 | 授業中・昼寝時間・入浴時間・送迎ピークを避ける |
| 動線計画 | 児童・利用者・職員・来客・工事車両の動線を分離 |
| 安全区画 | 足場、屋上出入口、材料置場、昇降設備まわりを明確に区画 |
| 臭気対策 | ウレタン防水・シーリング材・プライマー使用時の臭気発生を事前説明 |
| 騒音対策 | 下地処理、撤去、ケレン、ドリル作業の時間帯を調整 |
| 緊急対応 | 雨天時、漏水拡大時、利用者の体調不良時の連絡体制を決める |
工事中に気をつけるポイント
工事期間中は現場監督が常駐し、以下の項目を厳格に管理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 第三者災害の防止 | 子どもや利用者が工事エリアに入らないよう二重の安全対策 |
| 臭気・換気管理 | 室内に臭気が流入しやすい窓、換気口、空調吸気口を確認 |
| 音への配慮 | 学校は授業・試験、福祉施設は休息・療養時間への配慮が必要 |
| 材料・工具管理 | 釘、ビス、カッター、溶剤、ローラー、缶類の置き忘れ防止 |
| 天候判断 | 雨天前後の施工可否を厳格に判断。未硬化部分への雨掛かりを避ける |
| 報告体制 | 施設責任者へ当日の作業内容、翌日の予定、注意点を共有 |
授業・送迎・介護業務に配慮した工程管理
久米技建では、施設の運営スケジュールを最優先に考えた工程管理を行います。授業や介護業務を妨げない時間帯を選んで作業し、騒音・振動が発生する作業(下地のハツリ工事など)は夏休みなどの長期休暇期間や、生徒・利用者のいない土日に集中させるなど柔軟に調整いたします。
対応できる防水工事の種類
- ウレタンゴム系塗膜防水(複雑な形状や既存 of 既存の防水層への重ね塗りに最適。環境配慮型の低臭気塗料を使用可能です)
- 塩化ビニル系シート防水(屋上など広大なエリアで高い耐久性を発揮)
- アスファルト防水(耐久性・信頼性が最も高く、新築時から強固な防水が求められる施設に)
施工の流れ
一般的な防水工事の流れに沿って進めますが、学校・福祉施設では特に**「着工前の動線・安全調整」**と**「日次の丁寧な進捗共有」**を重視した体制で行います。
事前打合せ・スケジュール調整
施設の年間行事や時間帯ごとの利用状況をお聞きし、最適な工事スケジュールと動線計画を決定します。
安全仮設・動線確保
工事エリアと利用者の動線を区切る仮設フェンスを設置。危険箇所への立入を完全に防止します。
施工と日次報告
安全管理・臭気対策を十分講じながら施工し、毎日の作業進捗と翌日の予定を施設責任者様に共有・確認いただきます。

